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背中が痛いのは、腎臓が原因?

腎盂腎炎による背中の痛み

【腎盂腎炎】腎盂腎炎の症状の特徴や、原因、治療について解説しています。

右側または左側の背中の下部や、腰に痛みがあり、頻回な尿意があるようでしたら、細菌感染よって腎盂が炎症を起こしている可能性があります。
背中に痛みがある女性腎臓の問題だけでなく、肝臓や膵臓、胃・十二指腸といった臓器の問題でも背中に痛みが起こります。

背中の痛みのページで、背中に痛みが起こる各種の疾患について解説しています。

症状の特徴と原因

腎臓の解剖図腎盂腎炎は、尿道から侵入した細菌が膀胱、輸尿管を経て腎臓に達し、腎臓の腎実質や腎盂で炎症を起こしている状態です。

膀胱炎に引き続いて発症するケースも多くみられます。細菌が血液にまで侵入すると全身症状が現れます。
多くの場合には、上向性感染といって尿路からの感染ですが、まれに他臓器から血行性に感染したり、リンパ性に細菌感染が起こることもあります。

腎盂腎炎の症状

  • 38℃を超える発熱。40℃を超える事もあります。
  • 悪寒
  • 尿意切迫感・頻尿
  • 倦怠感
  • 食欲不振
  • 腰や背中の痛み
腎盂腎炎の時の疼痛部位通常、右側または左側の背中の下の方や腰に痛みが起きます。両側に症状が起こるのは稀です。

安静にしていても痛みが起きたり、背中をわずかに叩いただけでも、飛び上がるほどの痛みが起こることがあります。叩打痛が特徴的な症状です。
腎盂腎炎では細菌の侵入が腎盂のみにとどまらず、血液にまで感染が広がる菌血症という状態を伴うことが多くみられます。そのため、背部痛や頻尿の症状の他、悪寒、発熱、全身倦怠感といった随伴症状がみられます。

尿が混濁し、頻回に尿意をもよおします。膀胱炎を伴っているケースもあり、その場合には血尿になることもあります。

疲れがたまって免疫力が低下している時などに発症しやすく、糖尿病既往やステロイド剤の長期使用でも免疫力が低下するため、発症しやすくなります。

腎臓の構造と機能

腎臓の位置通常内臓は腹膜と呼ばれる膜の中に納まっていますが、腎臓は後腹膜臓器で、内臓期の一番背中側にある臓器です。

胸椎12番〜腰椎3番の間に存在します。肝臓があるため、右側の腎臓は左腎に比べ低い位置にあります。
ソラマメ状の形状で、長さ約10cm、幅約5〜6cmで120〜130gほどの臓器です。かなり背中側に存在するため、腎盂腎炎などの場合お腹側よりも背中側に痛みの症状が起きます。
腎盂の解剖図腎臓は体にたまった老廃物や余分な水分などをを体外に排泄し、血液を清浄な状態に保っています。

糸球体とボーマン嚢と呼ばれる部位でろ過を行い、尿細管で必要な成分の再吸収を行っています。
そして、不必要な成分は尿として腎門に存在する腎盂に集められ、腎盂から尿管を経由して膀胱に運ばれます。
尿路結石のイメージ画像腎盂腎炎の他、泌尿器では尿路結石でも、背中や腰に強い痛みが起こります。

尿路結石と腰や背中の痛みのページで、症状の特徴や原因、治療法などについて解説しています。

検査と診断、治療について

診断のイメージ画像問診から得られる全身症状の情報、発熱、尿の状態、背部痛の有無などから総合的に判断されます。

他、尿検査や血液検査、エコー画像検査が行われることがあります。

腎盂腎炎の検査

腎盂腎炎が疑われる場合には、以下のような検査が行われます。 受診すべき診療科目は当然泌尿器科です。
  • 尿検査:細菌の存在と、血液反応
  • 血液検査:白血球数値、炎症反応の検査
  • 細菌培養検査:最も効果的な薬剤を選定するために、原因菌の特定が行われます。
  • エコー画像エコー画像検査:腎臓の腫脹の程度を確認したり、尿の貯留の状態を調べます。結石や尿の通過障害もこの検査で確認できます。
一時的・偶発的な細菌感染による腎盂腎炎の場合には、以上のような検査となります。何度も再発を繰り返す場合には、膀胱に造影剤を入れて、尿管への逆流を検査することがあります。

病院での治療

症状が軽度の場合には自宅での療養となりますが、状態次第で入院が必要になります。通常、7〜14日ほどの抗生剤の服用と安静、十分な水分補給で症状は軽快します。抗生剤の服用開始から、3〜5日で解熱します。
大腸菌のイラスト腎盂腎炎の原因菌は多種類存在しますが、多くは大腸菌によるものです。その場合、ストレプトマイシン系の抗生剤が処方される他、、クロラムフェニコール、ナリジクス酸などの薬剤が処方されることがあります。

主な治療

  • 抗生剤の服用
  • 点滴による輸液

予防・再発防止

トイレの画像細菌感染による腎盂腎炎の予防・再発防止では、他の細菌感染による疾患と同様な対策となります。

腎盂腎炎は男性に比べ、圧倒的に女性に多い疾患です。そのため女性は特に外陰部を清潔に保つ必要があります。

腎盂腎炎の予防のポイント

腎盂腎炎の予防では、細菌を侵入させない。増殖させない。免疫力を低下させない。この3つがカギとなります。

男性の尿道の長さは平均16〜18cmですが、女性は平均3〜5cmと尿道の長さが短いため、細菌が体内に侵入しやすい構造となっています。そのため、尿路感染症は女性に多く発症します。対策のポイントも女性寄りの内容になっています。

細菌を侵入させない

細菌の侵入を防いでいる様子。細菌感染しなければ多くの尿路感染症は防ぐことが可能です。

日ごろから、外陰部を清潔に保つ生活習慣を心掛ける必要があります。
  • 排便後は、前から後ろの方向へ拭き取る。
  • 生理用品はこまめに取り換える。
  • 性交にあたっては、パートナーと共に外陰部を洗浄し、清潔にしてから行う。

細菌を増殖させない

増殖した細菌やむを得ず細菌が侵入してしまったら、体内での増殖を防ぐ必要があります。

どのような感染症も、細菌やウィルスの数が一定以上に達しないと、殆どの場合には症状が起こりません。
  • トイレを我慢せず、こまめにお手洗いに行く。
  • 水分摂取を心掛け、排尿することで体内から細菌を排除する。
  • 性交後はトイレに行き、排尿する。

免疫力を低下させない

免疫力が発揮されている様子。病原菌が外陰部に存在していても殆どの場合、尿路感染症を起こすことはありません。

細菌が身体に付着していても、免疫力がきちんと機能していれば、発症を防ぐことが出来ます。
  • 充分な睡眠時間を確保する。
  • バランスの取れた食事を心掛ける。
  • 身体を冷やさず、出来るだけ体を温める。低体温は免疫力を低下させます。

関連ページ

尿路の画像腎盂腎炎と関連する疾患には尿路結石があります。

尿路結石と腰痛のページで、尿路結石の症状の特徴、原因、治療について解説しています。
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