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腰痛を治すために必要なこと

鍼灸いちご治療院 TEL.03-5876-8989

〒133-0051 東京都江戸川区北小岩6-35-19


24タイプの腰痛の症状をリストアップ

腰痛症状から調べる

腰痛の症状がある女性あなたの腰痛はどのような症状でしょうか?症状から原因を探っていきましょう。

24タイプの腰痛が起こる疾患をリストアップしています。



腰痛は、原因によって症状がある部位や痛みの起き方に違いがあります。また、腰痛のタイプによって治療法も違ってきますし、セルフケアなどでも異なった対策が必要になります。

腰痛症状を引き起こす疾患を大きく4つに分類し、さらに24の個別の疾患に細分化してナビゲートをしています。
腰の痛みでは、画像検査などでも原因がはっきりしなかった場合、注意を要する症状があります。他、腰の痛みに伴って足にしびれや痛みが起こることがあり、また陰部に違和感や不快感が起こることもあります。

腰痛に随伴することもある症状の原因を、下記の項目で解説しています。
腰痛を解消するためには、あなた自身が腰の状態をしっかり把握する必要があります。このページの情報があなたの腰痛対策の一助となれたら幸いです。

一般的にみられる腰痛の症状

ひとくちに腰痛と言っても症状・原因は様々です。腰痛は1つだけの原因から発症している訳ではなく、問題が複雑に絡み合っている事がほとんどです。

画一的な症状例から特定の腰痛疾患に当てはめる事は難しい側面もあります。
しかし、それでは腰痛の原因や治療を求め迷路にはまり込んでしまうため、便宜上区分けしてみました。

椎間板ヘルニア

  • 背中を伸ばした良い姿勢を保つと症状が起きにくい。
  • 背中を丸めると痛みやしびれが起こる。
  • 靴下を履くのが困難である。
  • くしゃみなどで痛みが起こる事がある。
  • 臀部〜脚に痛みやしびれがある。
  • 踵やつま先を着くことが出来ないことがある。
  • 足の筋肉を自分の意思では動かせない事がある。
  • 足を触ると、部分的に感覚が違う部分がある。
  • 立位や座位で体が傾いている。
  • 立っているより座っている方が痛みが増す。
椎間板ヘルニア模式図以上のことがいくつか当てはまるようでしたら、椎間板ヘルニアの可能性があります。

症状を悪化させないためには?

椎間板ヘルニアのページで詳しく解説しています

椎間関節性腰痛

  • 体を後屈させると痛みが増す。
  • 深くまで前屈させると痛む。
  • 痛みの性質は鋭い痛みである。
  • 日常的に体をひねる動作が多い。
  • 体を背もたれなどに預けると痛みが軽減する。
  • 立ちすわりの動作では症状は現れない。
  • 中年以上の年齢である。(65歳以上に最も好発します)
椎間関節模式図以上の様な自覚症状がいくつか当てはまるようでしたら椎間関節性腰痛の可能性があります。椎間関節性腰痛の発症は、背骨の湾曲と大きく関わります。
椎間関節性腰痛のページで治療法や原因などについて詳しく解説しています。

腰部椎間板症

  • 前屈動作で痛みが増す。この時まれに脚に症状が広がる人もみられます。
  • 後屈動作では痛みはいくぶん緩和され、腰の狭いエリアの痛みである。
  • 痛みの性質は鈍い痛みである。
  • 立っているよりも座位の方がつらい。
  • 同一姿勢を続けるのが困難である。
椎間板症模式図以上のような腰痛の症状が当てはまるようでしたら、椎間板の劣化が痛みを起こしている可能性があります。椎間板症悪化を防ぐために必要なことは?

腰部椎間板症
のページで痛みが起きる原因などについて詳しく解説しています。

仙腸関節性腰痛

  • 突然発症したぎっくり腰のような痛みである。
  • 痛みの性質は鋭い刺されるような痛みである。
  • 最も痛むのは骨盤の後ろである。
  • 最も痛む部位を何度でも指さすことが出来る。
  • 仰向け寝がつらく、横向けに寝るのが比較的楽である。
  • 臀部や太もも裏面の上部も痛む。
仙腸関節解剖図以上のような自覚症状がいくつか当てはまるようでしたら、仙腸関節の機能不全が考えられます。

仙腸関節性腰痛のページで詳しく解説しています。

脊椎不安定症

  • 過去に何度もぎっくり腰を繰り返している。
  • 牽引治療は、その時は良いが後で牽引前よりも症状が悪くなる。
  • 体の体制を変えるとすぐには症状は変化せず、10~30秒後に痛みが増したり、緩和したりする。
  • コルセットを装着すると、動きに伴う痛みが緩和する。
  • いつも痛みを発症する部位があいまいで、指でピンポイントに指し示す事が難しい。
  • 立っている姿勢で痛みが現れやすい。
ローカル筋とグローバル筋・模式図以上のような症状がみられたら、背骨が不安定になっている可能性があります。脊椎が不安定になると、なぜ牽引治療の後に症状が悪化するのか?

ローカル筋とグローバル筋の機能低下によるバランスの崩れが遠因になっています。

脊椎不安定症
のページで詳しく解説しています。

腰椎変性すべり症

  • 前屈姿勢で痛みが出る。
  • 後屈姿勢でも痛みが出る。
  • 同一姿勢から次の動きに移る時に痛む。
  • 40代以上の女性である。
  • 60代以上の男性である。
  • 自分で腰の背骨を触ると、ポコッと落ち込んでいる部分がある。
  • 牽引治療はその時は良いが、後で症状が悪くなる。
※ この疾患は悪化すると以下の症状がみられる事があります。
  • 歩行時は100~200mほど毎に休まなければ歩き続けることが出来ない。
  • 尿が出にくい。いつも残尿感がある。尿や便の失禁がある。
  • 自転車のサドルに当たる部分の感覚がおかしい。
  • 脚にまで及ぶ痛みがあり、痛みで睡眠を妨げられる。
腰椎変性すべり症模式図以上のような現象がみられるようでしたら、腰椎変性すべり症の可能性があります。コア・スタビリティの破綻が原因の1つとなっています。コア・スタビリティとは何なのか?
腰椎変性すべり症のページで詳しく解説しています。

変形性脊椎症

  • 朝起きた時が最も痛み、すぐには起き上がれない。
  • 無理をしなければ日中の活動時はさほど痛まない。
  • 長時間同一姿勢をとっていると痛む。
  • 重い物を持ち上げた後に痛む。
  • カイロや入浴で温めると痛みが緩和する。
  • 他、個々人により症状の現れ方に多様性があります。
この疾患は悪化すると以下の症状がみられる事があります。
  • 腰痛だけでなく、脚の先にまで痺れや痛みがある。
  • 100~200m毎に休まなければ歩き続ける事ができない。
  • 尿や便が出にくい。残尿感がある。尿や便の失禁がある。
  • 自転車のサドルに当たる部分の感覚が乏しい。
変形性脊椎症模式図以上のような腰の痛みや随伴症状がいくつか当てはまるようでしたら、背骨の変形が起きている可能性があります。

原因の違いにより、背骨の変形の形態が違います。


変形性脊椎症のページで詳しく解説しています。

腰椎分離症 / 分離すべり症

  • 齢が10~20歳くらいである。
  • スポーツに熱心に取り組んでいる。
  • 腰を反らせつつ、体を横に倒す側屈を加えると痛みが現れる。
  • 背骨を体表から触れられる部分(棘突起と言います)を押すと、何度繰り返しても同じ部位に痛みが現れる。
腰椎分離すべり症模式図以上のような要素が当てはまるようでしたら脊椎分離症・分離すべり症の可能性があります。

12歳までに発症すると、早期に治療しない場合80%以上の高確率で分離すべり症に悪化します。

腰椎分離症・分離すべり症のページで詳しく解説しています。

大腰筋性腰痛

  • 長時間座ってから立ち上がると腰が痛む。特にソファなど腰が深く沈む椅子でそれが顕著に表れる。
  • 背中を伸ばすのが辛い。前屈は楽にできるが、後屈が辛い。
  • 仰向けに寝ているときには、寝具と腰の間に手を入れたりタオルを入れていると楽になる。
  • 仰向け寝よりも横向きに寝たくなる。
  • 痛みの質は鈍痛で、深い部分のような感覚。
  • 痛む部分を自分自身でもピンポイントで指し示す事が難しい。
  • くしゃみをすると腰の深部に響く。
大腰筋解剖図日常生活でこのような腰の痛みが起きているようでしたら、大腰筋が原因になっているの可能性があります。

大腰筋性腰痛のページで詳しく解説しています。

脊柱起立筋性腰痛

  • 背中から腰までの広い範囲に張っている痛みがある。
  • いつも腰にだるさや重さを感じる。
  • 入浴などで温めると痛みが緩和する。
  • 中腰で物を持ち上げると腰に刺し込むような痛みがある。
脊柱起立筋解剖図これらの症状が思い当たるようでしたら一般的に背筋と呼ばれる脊柱起立筋のオーバーユースが原因です。

背中の痛みのページで詳しく解説しています。

多裂筋性腰痛

  • 椅子に座っていると腰の下部中央が痛む。
  • 洗髪や洗顔など、前屈みになると痛む。
  • 起床時に痛むが、動いているうちに症状は少し楽になる。
  • 歩き出そうとした「瞬間」、立ち上がる「瞬間」、前屈姿勢から体を起こす「瞬間」に痛む。
多裂筋解剖図上記に挙げた腰痛症状がいくつか当てはまるようでしたら、多裂筋が問題を起こしている可能性があります。

多裂筋は脂肪置換という現象が起きやすく、治すためには自覚的な取り組みが必要です。


腰の中心の痛み
のページで詳しく解説しています。

腰方形筋性腰痛

  • 椅子など座った姿勢から立ち上る瞬間に痛む。
  • 腰の真ん中よりも外側が痛む。
  • くしゃみや強めの咳などで痛みが増す。
  • わき腹から腰の中心部に向けて押すと痛む。
  • 痛む側に体が傾いている事を指摘されることがある。
  • 腰の高さやウエストがアンバランスである。
  • 寝るときは痛む側を上にしている。
腰方形筋解剖図以上のことがいくつか当てはまり、図の部位が痛むようでしたら、腰方形筋の機能不全が考えられます。

特に椅子からの立ち上がり時の痛みが目立つ症状です。


右側 / 左側の腰痛
のページで詳しく解説しています。

胸腰筋膜性腰痛

  • 腰から背中にかけて張っているような痛みがある。
  • 仕事やスポーツで肉体を酷使している自覚がある。
  • 腰痛の他、腕や足も故障しやすい。
  • 冷やすよりも温めた方が痛みが緩和する(筋疲労)。
  • 温めるよりも冷やした方が痛みが緩和する(筋膜炎)。
  • 腰だけでなく臀部にも痛みや違和感がある。
  • 腰にこわばりや引きつるような感覚がある。
  • 腰にだるさや重さを感じる。
胸腰筋膜解剖図あなたの腰痛の症状が以上のようでしたら、胸腰筋膜の原因が考えられます。癒着が起こると@やAの部位に、切れの悪さや違和感を感じます。

胸腰筋膜性腰痛のページで詳しく解説しています。

脊柱管狭窄症

  • 歩行時300~500m毎に休まなければ歩き続ける事ができない。
  • 歩くことは困難であるが、自転車ならば殆ど症状は出ない。
  • 腰痛だけでなく、脚の先にまで痛みやしびれが起こる。
  • 尿や便が出にくい。残尿感がある。尿や便の失禁がある。
  • 自転車のサドルに当たる部分の感覚が乏しい。
狭くなった脊柱管このような症状がいくつか当てはまるようでしたら、背骨の変形が起こり脊柱管が狭くなっている可能性があります。

脊柱管狭窄症は75%までが保存療法で対処可能です。



脊柱管狭窄症
のページで詳しく解説しています。

脊椎圧迫骨折

  • 60代以上の女性である。または70代以上の男性である。
  • 急に背中から腰に痛みが起きた。
  • 寝た姿勢から起き上がる時に痛みが強い。
  • 骨密度の低下を指摘されている。
  • 背骨の体表から触れられる部分(棘突起と言います)を指で叩くと、何度繰り返しても同じ棘突起(きょくとっき)を指で叩いた時にいたみがおこる。腰の上部に多い傾向があります。
脊椎圧迫骨折模式図年配者の急に発症した腰の痛みは、まず第一に脊椎圧迫骨折の可能性を疑う必要があります。

骨粗鬆症が基礎疾患となっているため、骨密度低下を防ぐため日常生活の注意点があります。


脊椎圧迫骨折のページで症状や予後、日常生活の注意点などについて詳しく解説しています。

腰椎終盤障害

  • 初期症状は限局性の腰痛です。
  • 腰を反らせる動きで痛みが誘発されます。
  • 病変が進行で坐骨神経痛や足の麻痺、痺れが起こる事があります。
腰椎終盤障害模式図10〜18歳の活動性が高い男子に発症した腰痛は、腰椎終板障害の可能性があります。腰椎終板障害では、スポーツ競技の完全中止が必要です。

子供の腰痛のページで詳しく解説しています。
一般的にみられる腰痛症状のうち16の疾患をリストアップしました。あなたの腰の痛みの症状に、似ている疾患がいくつか見つかったのではないでしょうか?各疾患の詳細ページをご覧ください。さらに詳しく解説しています。

腰痛の90%以上は、上記までに挙げた16疾患に収まります。

腫瘍による腰の痛み

この項目では、腰痛を引き起こす腫瘍による疾患をピックアップしています。

脊髄腫瘍 / 馬尾腫瘍

  • 腰痛。臀部から脚部にかけての痛み。麻痺しびれ。
  • どんな保存療法にも抵抗し、症状が全く改善しない。
  • 日に日に状態が悪くなっている。
  • 安静にしていても痛む。
どんな保存療法にも抵抗し、症状が全く改善しないようでしたら脊髄腫瘍・馬尾腫瘍の疑いも考えられます。

脊髄腫瘍・馬尾腫瘍のページで詳しく解説しています。

脊椎腫瘍

  • 背骨に腫瘍が発生すると動きに伴う痛みだけでなく、じっと横になっていても痛み、就寝中も痛みで目が覚める。
  • 初期症状は痛みやしびれで、頚椎腫瘍ではそれが首、肩、腕に現れ、胸椎腫瘍では胸の横やお腹の上部、腰椎腫瘍では腰痛、脚の痛み、しびれで発症することが多い
  • 腰部では椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と症状が極めて似ているため、誤って診断される事が少なくはなく注意が必要。
脊椎腫瘍は他の腰痛と似通った症状が現れる事があるため、安易な自己診断が命取りになる事があります。

どんな治療を受けても症状の改善がみられない場合には、精密検査を受ける必要があります。

脊椎腫瘍のページで詳しく解説しています。
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細菌やウィルスによる痛みの現れ方

この項目では、腰痛症状が起こる事もある細菌やウィルスによる 2つの疾患をピックアップしています。

化膿性脊椎炎

  • わずかでも動くと背中に激痛が起こる。
  • 発熱を伴っている。
  • 発症前は極度の疲労状態にあった。
  • 年齢は60歳以上である。
  • 発症前に膀胱炎や扁桃腺炎だった。
  • 糖尿病、肝硬変、腎臓病の既往や、ステロイドの投与を受けている。
化膿性脊椎炎のイメージ腰痛の症状に加え発熱が伴うようでしたら、細菌感染による化膿性脊椎炎である可能性もあります。

化膿性脊椎炎のページで詳しく解説しています。

結核性脊椎炎 / 脊椎カリエス

  • 腰や背中に局所的な鈍い痛みがある。
  • 痛む部位を指で叩くと骨に響く痛みがある。
  • 背中が曲げにくい。
  • 寝汗をよくかく。
  • 微熱があり、全身に倦怠感がある。
  • 年齢は60歳以上である。
  • 食べているはずだが、体重が減少している。
  • 背骨が一部飛び出している。
結核菌のイメージ結核性脊椎炎は近年では殆ど見られない疾患ですが、上記が当てはまったら注意が必要です。

結核性脊椎炎・脊椎カリエスのページで解説しています。
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難病・または、それに類する疾患による症状

この項目では、腰痛症状を引き起こす難病やそれに類する4疾患ピックアップしています。以下の4疾患はまれな疾患です。

リウマチ性多発筋痛症

  • 60歳以上である。
  • 首、背中、腕に強い痛みがある。また、腰、臀部、太ももにも痛みが起こる事がある。
  • 朝の痛みが強く、こわばりを伴う痛みである。
  • 37℃程度の微熱が続いている。
  • 全身の倦怠感、食欲不振、体重減少がある。
  • 腫れ上がるほどではないが、関節に痛みが起こる事がある。
リウマチ性多発筋痛症は微熱と、こわばりに注意して症状を観察する必要があります。

リウマチ性多発筋痛症のページで詳しく解説しています。

強直性脊椎炎

  • 比較的若い男性である。
  • 骨盤や臀部に痛みがある。
  • 肋間神経痛と思われる痛みが現れる事がある。
  • 股関節・膝関節・足の関節に痛みやこわばりがある。
  • 安静にしている時の方が痛み、動いていると症状が軽減する。
  • 寝込むほど痛む日があっても、翌日には全く痛みがないというように、症状に大きな波がある。
若い男性にこのような症状が観察されたら、強直性脊椎炎の可能性を否定できません。

強直性脊椎炎のページで詳しく解説しています。

多発性筋炎 / 皮膚筋炎

  • 筋力低下
  • 筋力は体に近い部分の腕や足の筋力から低下している
  • 首・肩・腰の左右対称性の筋肉の痛み。左右対称性の筋力低下
  • 全身がだるく、疲れやすい
  • 食欲不振
  • 体重低下
多発性筋炎・皮膚筋炎は膠原病の一種で、多彩な随伴症状がみられます。

多発性筋炎・皮膚筋炎のページで詳しく解説しています。

線維筋痛症

  • 三か月以上続く全身の筋肉の痛み
  • 疲労感・倦怠感が継続している
以上に加え、下記のような随伴症状
頭痛・睡眠障害・抑うつ・不安・しびれ・過敏性腸症候群・レストレッグス症候群(ムズムズ足症候群)・手足の冷え・微熱・耳鳴り・動悸・女性では月経困難・生理不順
この疾患には診断基準18ポイントと呼ばれるものがあります。

線維筋痛症のページで詳しく解説しています。
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特殊な腰痛

患者さん自身にも痛みの部位が特定しにくい特殊なタイプの腰痛があります。このタイプの腰の痛みを発症する人は稀ではありますが、解説ページを設けました。

骨盤の奥 / 仙骨前面の痛み

  • 骨盤の後ろが痛むが、漠然としてはっきりしない。
  • 表面からマッサージや鍼治療を受けても、効いている感じがない。
  • 痛みの質は鈍痛である。
  • 痛む部位を明確に指さすことが出来ない。
  • 骨盤の奥がムズムズして気持ち悪い感じがする。
骨盤の奥深くの解剖図以上のことが当てはまる場合、骨盤の奥深くの仙骨の前面に問題があるかもしれません。

骨盤の奥の腰痛 / 仙骨の前面の痛みのページで詳しく解説しています。
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注意が必要な身体的な随伴症状

腰の痛みに伴って現れる随伴症状の中には、注意を必要とするいくつかの症状があります。

前項目までに挙げた24タイプ症状例からも解かるかと思いますが、腰に痛みがあるからといって、必ずしも腰の構造的な問題が原因になっているとは限りません。

随伴症状次第では腰だけに目を向けず、内分泌疾患、腫瘍、感染症である可能性を疑ってみる必要もあります。

以下のような随伴症状には要注意

  • 発熱がある・微熱が続いている
  • 体の動きとは関係なく痛みが起きる
  • 安静にしていたり、静かに寝ていても痛む
  • 最近、体重が減ってきた
  • 尿が出にくい、残尿感がある
  • 日常的にダルさがあり、食欲も低下している
  • HIV又は糖尿病である。ステロイドを継続使用している
  • 過去に癌であった
  • 関節がこわばる。疲労しやすくなった
  • 腰の痛みと生理周期に関連性を感じる
  • 現在20歳以下である
  • 現在70歳以上である
  • 10分以上の時間は立っていられない
注意を要する随伴症状はこれらで全てではありませんが、少なくとも以上に記載した状態には注意してください。そのような場合には保存療法で経過を見続けるのは得策ではありません。医師への相談をお勧めします。

発熱や微熱の継続は感染症や内分泌疾患の疑いがあります。HIVや糖尿病の既往があったり、ステロイドの長期使用は免疫力の低下が起きますので、これらでも感染症を疑う必要があります。

体動とは関係なく痛んだり、安静にしていても痛むときは内臓からの反射痛や腫瘍を疑う必要があります。食欲の低下や体重の減少もこれにあたります。

腰の痛みと同時に、関節のこわばりや易疲労感を感じているようでしたら、関節リウマチの可能性もあります。

女性が生理周期と腰の痛みに相関性を感じている場合は、女性器疾患や、靭帯弛緩性ホルモンであるエストロゲンやリラキシンなどの影響を考慮した方が良いかと思います。

また、20歳以下、70歳以上で発症が急劇な腰痛、尿失禁、残尿感がある、頻尿などの場合は、原因が腰にあっても保存療法での対応が好ましくない、腰椎分離症、脊椎圧迫骨折、脊柱管狭窄症の可能性があるため注意が必要です。

健康診断の結果を参考にする

あなたが直近6か月以内に健康診断で血液検査を受けていて、そのデータがお手元のあるようでしたら、それらの検査数値を確認してみるのも原因を探る手段の1つです。

例えば、【赤沈】、【CRP】これらの数値は、内臓を含め体のどこかに炎症が起こっていることを確認する指標です。癌などの場合、炎症がなくても赤沈、CRPが高い数値を示します。また、リウマチ性多発筋痛症では赤沈の数値のみが異常に高い数値を示します。

他、CK、CPKという数値は筋肉の破壊が進む疾患では高値となります。そして、膵炎や腎疾患でも腰の痛みが起きます。これらはアミラーゼ、膵リパーゼ、クレアチニンクリアランスなどが参考になります。
原因がはっきりしない場合や随伴症状次第では、腰だけに注意を向けず、内分泌疾患、腫瘍、感染症である可能性を疑ってみる必要もあります。

腰痛と足のしびれの関係

しびれている足の画像腰の痛みはつらいものですが、その随伴症状である痺れも不快で、不安になる感覚です。

痺れは腰からの反映で起こりやすい現象ですが、腰だけが原因とは限りません。


腰に問題がある場合、一般的に腰椎4番、腰椎5番の神経の根元や馬尾神経と呼ばれる神経が障害されます。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアでは高頻度で、このエリアに問題が起こります。

ところが、足のしびれは腰だけの問題で起こるわけではなく、原因が別のところに存在する疾患も少なくありません。

例えば、糖尿病では病態が進行すると神経障害が現れるため、脚に感覚鈍麻や痺れが起こることがあります。また、脳梗塞や脳出血でも、その前兆現象としてしびれや感覚鈍麻がみられることがあります。

また、稀な疾患ではありますが、ギラン・バレー症候群、ムズムズ脚症候群といった疾患でも脚にしびれが起こります。

このように、脚にしびれがあっても必ずしも腰が原因とは限らず、腰痛とそれらの疾患が、偶然に時を同じくして症状が起こっている可能性もあります。

腰痛と足のしびれ / 専門ページ御案内

腰痛と足のしびれのページで、脚にしびれが起こる各種疾患の症状の特徴や、原因を詳しく解説しています。下記の項目で構成しています。
  • 足にしびれや痛みをもたらす疾患の比較
  • 腰に原因がない下肢の痺れや痛みの疾患集
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臀部の痛み

臀部が痛む部分あなたは腰の痛みだけでなく、臀部にも痛みや違和感を感じていないでしょうか?

腰と臀部には生体力学上の密接な関係があり、腰の問題は臀部に波及し、臀部の問題は腰に波及するといった関係にあります。


MRIやCT、X線といった画像検査でもお尻の痛みの原因を発見できなかった場合には、軟部組織の機能不全が原因なっていることがあります。

臀部で痛みを起こしやすいのは中臀筋、梨状筋、仙結節靭帯といった構成要素が代表的なものとなりますが、それらが症状を起こすのには生体力学上の理由があります。

臀部の痛み / 専門ページの御案内

臀部の痛みのページで、臀部に痛みや違和感が起こるメカニズムと、症状の特徴、治療で注意すべき点について解説しています。下記の項目で構成しています。
  • 痛みが起きる3つの原因
    • 臀部の筋肉と症状発現エリア
    • お尻に痛みが起きる原因
  • 機能不全によって起こる、お尻の痛み
    • 中臀筋が痛みを起こす理由
    • 梨状筋が痛みを起こす理由
    • 仙結節靭帯が痛みを起こす理由
    • コンパートメント症候群の問題
  • 直すために必要なこと / 実際の治療例
    • 中臀筋の痛みの治療
    • 梨状筋の痛みの治療
    • 仙結節靭帯の痛みの治療
  • 臀部の痛み / 結び
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股関節の痛み

股関節の痛みイメージ股関節の痛みについて、症状が起こる原因や治療について解説しています。

股関節の障害は、股関節単独の問題の事もありますが、腰の問題が股関節に波及してしまっているヒップ・スパイン・シンドロームの可能性もあります。


ヒップ・スパイン・シンドロームとは、股関節や臀部に構造上の問題が存在しないのに、腰の運動連鎖上の問題が臀部や股関節に影響を及ぼし、痛みなどの症状を起こしている状態です。

他、股関節に痛みが起きる原因では変形性股関節症が代表的な疾患ですが、循環器に問題があり痛みが起きることもあります。

股関節の痛み / 専門ページの御案内

股関節の痛みのページで股関節に痛みを起こす様々な疾患の解説や、腰との運動連鎖上の問題で痛みが起きるメカニズムを解説しています。下記の項目で構成しています。
  • 症状発現エリアごとの考えられる原因
  • 画像検査を受ける理由と、疾患ごとの特徴
  • 変形性股関節症
  • 股関節の痛みに対する保存的アプローチ法
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坐骨神経痛

坐骨神経痛・イメージ図坐骨神経痛を引き起こす原因は、ピックアップしきれないほど数多く存在します。

思いも依らないかもしれませんが、鉛中毒、ヒ素中毒でも坐骨神経痛が起こります。



腰痛の随伴症状としての坐骨神経痛の原因は、腰周辺のメカニカルな問題に起因している疾患だけでも、およそ11の疾患が考えられます。

姿勢などのメカニカルな問題を反映して発症する坐骨神経痛では、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、腰椎変性すべり症などが挙げられます。

メカニカルな原因程ではないですが、難病ほど稀ではないというものに、腫瘍による坐骨神経痛、帯状疱疹によるものなどが挙げられます。

坐骨神経痛 / 専門ページの御案内

坐骨神経痛のページで、坐骨神経痛の原因として、一般的に考えやすい14疾患のナビゲートをしています。下記の項目で構成しています。
  • 症状や坐骨神経の構造
  • 坐骨神経痛を起こす疾患
    • 神経の根元が原因になっている疾患
    • 筋肉が原因になっている疾患
    • 骨盤や関節が原因になっている疾患
    • 背骨の不安定性が原因の疾患
    • 成長期の子供に起こる疾患
    • 年配者に起こりやすい疾患
    • 腫瘍が原因になっている疾患
    • ウィルスが原因になっている疾患
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陰部の違和感や不快感

陰部に違和感の症状がある女性腰の痛みに伴って、肛門や性器周辺に違和感や不快感の症状が現れることがあります。

陰部の違和感や不快感は女性に多く見られる症状ですが、男性にもみられ多くの場合には画像検査や血液検査で原因が判明します。


ところが、稀に整形外科、泌尿器科、婦人科など、どの診療科目を受診しても陰部の違和感の原因が特定できないことがあります。

そのような場合、腰の筋肉、筋膜、靭帯といった軟部組織の機能不全が臀部に波及し、陰部神経と呼ばれる肛門や性器周辺の感覚をつかさどる神経に、感覚障害としての問題が起きている可能性があります。

陰部の違和感 / 専門ページの御案内

陰部の違和感のページで、陰部の違和感や不快感の原因と治療法について実際の症例をもとに解説しています。以下の項目で構成しています。
  • 一般的な原因
    • 性感染症による違和感
    • 骨盤臓器脱による違和感
    • 脊柱管狭窄症など腰部疾患による違和感
  • 原因不明の陰部の違和感や不快感
    • 陰部神経に問題が起こる理由
    • なぜ、原因不明となってしまうのか?
  • 実際の治療例
    • Aさんの症例
    • 陰部の不快感に対する治療

腰痛症状から調べる / まとめ

腰の痛みを引き起こす原因としては、このページに記載した24疾患までに90%以上が収まると考えられます。

しかし、腰の痛みは内臓からの反射痛であることもあり、それが気になる方は
内臓疾患と腰痛のページをご覧ください。

多くの場合には心配はありませんが、腰の痛みの背後には重篤な疾患が潜んでいることがあります。保存的な治療法でいつまでも状態が改善していないようでしたら、精密検査をお勧めします。
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