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腰痛を治すために必要なこと

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  • 痛いの痛いの飛んでいけメカニズム…の巻!
人体に備わる痛みの抑制メカニズム

痛いの痛いの飛んでいけ

痛くて泣いている子供と母親
【痛いの痛いの飛んでいけ】は根拠があることなのか?。

人体に予め備わる痛みの抑制機構について解説しています。




このページは3つの項目で構成されています。
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痛みを抑制するメカニズム

あなたは子供のころ、頭が痛かったり、お腹が痛かったり、転んで膝をぶつけた時などに…、「痛いの痛いの飛んでいけ。」とお母さんに痛いところを擦ってもらった経験はありませんか?

そして、本当に痛みがなくなった気がしませんでしたか?

「痛いの痛いの飛んでいけ」は痛くて泣いている子供に対する誤魔化しではなく、痛みの抑制メカニズム上の明確な理由があります。


【痛み】は、身体に障害などが発生した時それ以上損傷が進まないように警報する意味がありますし、治癒を進めるために安静を促すシグナルの意味もあります。

しかし、生命の危機が迫ったときにも痛みで身動きが取れないのでは本末転倒なので、人体には痛みを抑制するメカニズムも備えています。

痛みを抑制するメカニズムには、脳の指令によって行われる【下行性抑制系】、肉体的心理的ストレスがかかった時に起こる【ストレス鎮痛】、脊髄が行うゲートコントロールメカニズムなどがあります。


次の項目から、これらの痛みのメカニズムや、「痛いの痛いの飛んでいけ」の種明かしをしたいと思います。

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脳による鎮痛作用



ストレス鎮痛


スポーツ競技の最中や集中を強いられる場面で痛みを殆ど感じず、競技終了後などや仕事が終了したときに激しく痛みが起こった。そのような体験を誰もが一度くらいは経験しているのではないでしょうか?

このような心理的・肉体的ストレスが短期間にかかる場面で起こる鎮痛作用を【ストレス鎮痛】と呼びます。ランナーズハイと呼ばれる現象が【ストレス鎮痛】の解かりやすい例です。

視床下部と下垂体
ストレスと痛みの関係に深く関わるのが脳の深部にある
視床下部下垂体です。

短期的なストレス刺激で
視床下部が刺激を受けると、視床下部の指令を受けた下垂体が副腎皮質ホルモンとβエンドルフィンと呼ばれる物質を分泌します。


副腎皮質ホルモンは非常に強い抗炎症作用があり、炎症性の痛みがあった場合に炎症を消退させ痛みを軽減させます。

もう一方のβエンドルフィンはいわゆる脳内麻薬と呼ばれるもので、モルヒネ様の強い鎮痛作用があります。

この2つの物質の働きにより、ストレスを伴うような集中を強いられるときは痛みを感じにくくなります。これを
【ストレス鎮痛】と呼びます。



下行性抑制系


他にもノルアドレナリン、セロトニンという神経伝達物質が脳からの指令で脊髄に分泌されると痛みが抑制されます。

セロトニンという物質は鬱病などとも関連があり、鬱病の時にはセロトニンの分泌が低下していて、鎮痛が起こりにくく痛みを感じやすい状態にあります。

ノルアドレナリンは自律神経の交感神経の活動が高まると分泌されます。精神的緊張状態や短期的な肉体的ストレスは言い換えれば戦闘状態と言ってもよく、そのような状態で働きが高まるのが交感神経です。

ノルアドレナリンもセロトニン同様に脊髄に働き痛みを抑制します。

ただし、人体の不思議なところで、同じ物質でも分泌される場所によっては働きが異なります。ノルアドレナリン・セロトニン共、中枢神経に対しては痛みの抑制に働きますが、末梢の患部に分泌されると痛みを起こす物質となります。

このような短期的なストレス状態により、上位中枢の脳の指令で下位中枢の脊髄に働く痛みの抑制機構は下行性抑制系と呼ばれます。

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痛いの痛いの飛んでいけ…のメカニズム


子供のころならお母さんに「痛いの痛いの飛んでいけ。」とやってもらった人も大人になってまでやってもらいません。その代り、自分自身でも無意識のうちに痛いところを擦った経験はないでしょうか?

この擦るという行為が鎮痛にはとても意味があるのです。

「痛いの痛いの飛んでいけ」を理解する前提となる、いろいろな神経の違いを確認してみてください。



神経の違い


神経の種類   働き  太さ 伝達速度 
Aβ神経   触覚や圧力の感知 8μm   50m/秒
 Aδ神経 痛覚、冷温覚   3μm 15m/秒 
 C神経  痛覚  1μm  1m/秒

擦るなど触覚や圧力を感知する神経を
Aβ(エーベータ)神経と言います。この神経は神経の太さが太いため伝達速度が早い神経です。

神経は太いものほど情報の伝導速度が速い特徴があります。

痛みを伝えるのは
Aδ(エーデルタ)神経C神経が担当しています。こちらは神経線維が細いため情報伝導速度が遅い神経です。

?β神経・?δ神経・C神経の比較

神経は太さによっても情報伝達速度が違いますが、太さの違いの他に構造上の違いで早いか遅いかの違いが生じます。

Aβ(エーベータ)神経Aδ(エーデルタ)神経は、神経線維の周囲に髄鞘と呼ばれる被膜が存在します。髄鞘を持つ神経では、情報を伝える電気信号は神経線維の中を通らず、髄鞘髄鞘の間をワープするように跳び跳びに伝わります。これを跳躍伝導と呼びます。

これに対し、
C神経は髄鞘も持たず神経線維が細いため情報伝達が遅い特徴があります。

触覚や圧力を感じる
Aβ神経は、痛みを感じるC神経の15倍もの通信速度を持ちます。



ゲートコントロール・メカニズム


さて、これから【痛いの痛いの飛んでいけ】の本題に入ります。

末梢で痛みの刺激を捉えたC神経やAδ神経は、そのままダイレクトに脳に痛みの情報を伝える訳ではなく、脊髄をインターチェンジとして別の神経にルートを切り替えます。

これは、触覚などを伝えるAβ神経も同様で、やはり脊髄で別の神経に情報をバトンタッチします。

この
神経線維を切り替える脊髄では、入力されてくるどの情報を脳へ送るか選択しています。

脊髄にC神経から痛みの情報が伝わってきても、情報伝達速度が早く太い神経線維のAβ神経からの情報が入ってくると、脊髄のゲートでC神経からの痛み情報はシャットアウトされてしまいます。

身体はAβ神経からの情報量が多く、早く送信されてくる擦られた情報を選択して、情報伝達速度が遅く神経線維の細いC神経からの痛み情報を無視してしまうのです。

これが【痛いの痛いの飛んでいけ】で痛みが抑えられるメカニズムであり、痛いところを無意識に擦る行為にはとても意味があったのです。


【痛いの痛いの飛んでいけ】を可能としているこのメカニズムはゲートコントロール・メカニズムと呼ばれます。

このゲートコントロール・メカニズムは、メルザックとウォールという人によって発見され1965年に発表された理論で、現代でも一部の修正を受けつつ痛みの抑制理論として確立されています。


理論として確立されているか否かは別にして、私たち人類は太古からこのことを経験的に知っていました。

治療する事を、【手当て】とも呼びます。




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