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腰痛を治すために必要なこと

鍼灸いちご治療院 TEL.03-5876-8989

〒133-0051 東京都江戸川区北小岩6-35-19


120秒で腰痛を緩和させる方法

120秒 腰痛緩和法

腰痛でツラいとき、何らかの治療を受けられれば幸いですが、大切な会議が控えている、商談の時間が迫っている、このような時に困った経験はないでしょうか?
時計の画像
腰痛の質次第では自分で腰痛の症状を緩和させる方法があります。しかも短時間で。

120秒で腰痛を解消させる方法の解説をしています。
腰痛治療の現場でも使われているテクニックを、一般の方でも使えるようにアレンジして紹介しています。このページは以下の項目で構成しています。
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腰痛解消法を始める前の注意点

ここから先の項目で紹介する【120秒 腰痛緩和法】は軽度の非特異的腰痛を対象としたアプローチ法であることをご理解ください。

非特異的腰痛とは、X線やMRIなどの画像検査、血液検査を行っても腰の痛みの特異的な原因を発見できないものを指します。

非特異的腰痛でも、様々な治療を受けても改善しなかった重度の腰痛や、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、変形性脊椎症などのような特異的腰痛を治していくためには、その原因に合わせた治療が必要であると私は考えています。

しかし、そのような特異的腰痛または重度の非特異的腰痛であっても、これから紹介する方法をとって頂ければ症状を軽減する事は可能です。

ただし、椎間板ヘルニア等の特異的腰痛では急性期には行わないでください。特異的腰痛の急性期には安静が必要です。症状が比較的安定した治癒期でしたら紹介する方法をとって頂いても良いかと思います。

また、軽度の腰痛の方はこのページの方法を日常的に実践して頂ければ、ほとんど症状は出なくなってくると思います。

ただ、1つご理解いただく必要があるのは、私はあなたの腰の状態を拝見していませんし、腰痛発症のきっかけをお聞きした訳でもありません。

つまり、これから紹介する【120秒 腰痛緩和法】があなたに適しているのかどうかは医師や治療家に相談する、または自分自身で判断するなどして、自己責任で行ってください。

腰痛の一側面・センサーの誤作動

【120秒 腰痛緩和法】では、その手法としてマッスルエナジーとカウンターストレインという2つの手法を紹介します。これらの手法は筋肉の生理的反射を治療に応用したテクニックです。

そのため、この項目で解説する筋肉の生理的な特徴などを、ザックリとで結構ですから理解されてから腰痛緩和法を行うことをお勧めします。

どのような治療法でも、その背景となっている理論を理解した上で行うのと、漫然と形だけを模倣するのとでは治療効果に歴然とした差が生まれます。

筋収縮の感度調節

ゴルジ腱器官と筋紡錘の概念図
我々の筋肉中には筋紡錘、筋肉に連なる腱にはゴルジ腱器官と呼ばれるセンサーが存在します。

これらのセンサーは筋肉が縮み過ぎないように、または伸びすぎないように収縮の程度を調節しています。


筋肉中に存在する紡錘形の筋線維である筋紡錘は、筋肉の伸びすぎを感知しています。筋肉が過剰に伸びて引っ張られると筋紡錘の固有受容器と呼ばれるセンサーがその負荷を感知し、情報を中枢の脳に送信します。

筋紡錘からの情報を受けた脳はその情報を判断し、伸びすぎた筋肉を縮める指令を送信します。その結果、伸びて過剰に引っ張られていた筋肉は適度に収縮し、ストレスを受けないようになります。

反対にゴルジ腱器官は、筋肉の縮み過ぎを感じ取るセンサーです。筋肉が収縮するとそれに連なる腱には引っ張られる負荷が掛かります。筋肉が過剰な収縮を起こすと、その筋肉の筋線維は断裂してしまいます。それを防ぐために存在するのがゴルジ腱器官です。

筋肉が収縮するとゴルジ腱器官には張力が発生し、その情報を受けた高次中枢の脳は筋肉に収縮にストップをかける指令を送ります。その情報を受け取った筋肉は一定以上の収縮をしないように自らを調節し、筋線維の断裂を防いでいます。

このように筋紡錘やゴルジ腱器官といったセンサーの働きによって筋肉はダメージを免れているのですが、筋肉や関節に瞬間的に大きな負荷がかかったり、長期間にわたる負荷が継続すると、これらのセンサーが誤作動を起こすことが常態化することがあります。

これが腰の痛みの一側面であり、誤作動を起こしているセンサーを正常に機能させることは、腰痛の症状を軽減する事に繋がります。

マッスルエナジー・テクニック

この項目で紹介するマッスルエナジー・テクニックは、前項で解説したゴルジ腱器官と呼ばれるセンサーの生理的な反射現象を治療に応用したテクニックです。

筋肉は長さを変化させない一定以上の収縮が起こると、腱に存在するゴルジ腱器官がそれを感知し、筋肉の緊張度が低下する反射現象が起こります。この現象を等尺性収縮後リラクゼーションと呼びます。

マッスルエナジー・テクニックは、生理的反射現象である等尺性収縮後リラクゼーションを意図的に起こし、筋肉を緩め痛みを緩和させる方法です。

基本的には治療を受ける人と、その人の動きに抵抗をかける人の2人で行います。どなたかの協力を得られない場合の方法については後ほど解説します。
まず、2人ペアで行う方法です。

120秒 腰痛緩和法 その1

まず、動きの中で腰に痛みが起きる方向と、最も痛みが緩和される位置を確認してください。

マッスルエナジー・テクニック施術風景
治療を必要とする人は痛みが起きる方向に体を動かしていきます。

そのポジションから最も痛みが緩和する方向へ体を動かします。

この時、施術者はその動きに抵抗をかけます。


患者さんが動かす力は、現在の自分が出せる筋力の30〜50%の位としてください。施術者がかける抵抗力はその動きにストップがかけられる程度としてください。

お互いの力比べのような形になると施術は失敗します。このことに注意してください。

お互いの力が吊りあった状態でそのポジションを3〜5秒ほど維持します。3〜5秒保持した後、患者さんは一気に力を抜き脱力します。

施術前の可動域施術後の可動域

患者さんは一旦ニュートラルポジションに戻り、その位置から痛みの出る方向へ息を吐きながら動かしていきます。先ほどよりも痛みなく動ける範囲が広がっているはずです。

以上の一連の動きを5〜6回行い、最後にお互いの力でポジションをキープするタイムを10秒で行います。この時点で痛みなく動ける可動範囲は施術前よりも格段に広がっているはずです。

1人で行う方法

マッスルエナジー・テクニックを1人で行う方法
背もたれのある椅子に腰かけ、背中にクッションや枕などを挟みます。背中でクッションを押し返します。

この時の力は、現在の自分が出せる力の30〜50%としてください。


過剰な力を加えてしまうと筋肉を緩めるための反射現象を損ないます。

3〜5秒力を加えたら一気に脱力し、痛みが起きる方向へ息を吐きながら動いていきます。痛みなく動ける範囲が少し広がっているはずです。

座位での施術前可動域座位での施術後の可動域

以上のことを5〜6回繰り返し、最後の回は枕などを押し返すのを10秒とします。その後、同じように息を吐きながら脱力し、痛む方向へ動いていきます。施術前よりも痛みなく動ける範囲が広がっているはずです。

カウンターストレイン・テクニック

筋肉や関節に瞬間的に大きな負荷が掛かったり、持続的な負荷が掛かることが長期間に及ぶと筋肉はストレイン反射と呼ばれる異常収縮を起こすことがあります。

前項で解説したマッスルエナジー・テクニックもその異常収縮を解除する方法ですが、カウンターストレイン・テクニックも治療に応用する生理反射に違いはありますが、同様に筋肉の異常収縮を解除することが出来ます。

筋紡錘によってストレイン反射と呼ばれる異常収縮が起こっている状態とは、過去に起こった関節や筋肉に対する過剰なストレスを身体が記憶している状態と考えることが出来ます。

現在は異常に収縮するストレイン反射を起こさなくても良い状態にあるのに、筋紡錘と呼ばれる筋肉中のセンサーが誤作動を継続し続けている状態と言えます。

この異常なストレイン反射による筋肉の異常反射を迎え撃つようにカウンターを当てることから、カウンターストレイン・テクニックと呼ばれます。

カウンターストレイン・テクニックもマッスルエナジー・テクニック同様に、本来は治療を必要とする人と施術する人の2人で行う方法であり、痛みがある人は完全に脱力する必要があります。そのため、この手法は1人で行うには無理があります。

120秒 腰痛緩和法 その2

治療を必要とする人はうつ伏せになります。施術者は患者さんの腰を指腹で押し、押して痛む圧痛点を確認します。

圧痛点の確認法
いくつもの圧痛点を探り、圧痛の強いポイント3カ所程を選び出しマーカーなどで印をつけます。

最も圧痛の強いポイントが第一の治療ポイントです。



カウンターストレイン・テクニック施術風景
施術者は圧痛点に指を添えます。指圧のような圧力ではなく、30〜50グラム程度の力、筋肉の緊張や弛緩が確認出来る程度の圧力で行ってください。





痛む側の太ももを持ち上げます。この時、患者さんは完全に脱力し施術者に体を預けて下さい。
やや脚を閉じる方向へ誘導し、脚全体をやや外側に回旋します。

施術者は、圧痛点下の筋肉が完全に弛緩しているか確認してください。弛緩していない場合には、脚を誘導している方向が望ましくない位置にあるというサインです。

カウンターストレイン・テクニック施術の微調整
脚をごく僅かに開いたり閉じたり、回旋してみたりして圧痛点下の筋肉が完全に弛緩する位置を探ります。

脚を誘導し、圧痛点下の筋肉が完全に弛緩する位置が確定できたら、優しく指を置いたまま90〜120秒その位置を保持します。

ここまでが、施術の一連の流れになります。患者さんに元々あった腰の痛みの変化を確認します。痛みはいくぶん緩和しているはずです。痛みの緩和が十分ではない時には、2番目の圧痛点、3番目の圧痛点に同様のことを行います。


カウンターストレイン・テクニックは本来2人で行う手法であり、1人で行った場合には圧痛点に指を触れるなどの行動で、腰に不用意な力が入ってしまい治療効果が望めません。

そのため、1人で行った場合には十分な効果が望めない事があります。可能ならば協力者を募ってください。

眼球・眉毛反射の利用

この項目で紹介する方法が最も簡単で手軽に行える方法です。120秒どころか60秒で腰痛症状を緩和することが出来ます。

120秒どころか、60秒腰痛緩和法

この手法は眼球と眉毛によって生じる反射現象を治療効果として利用する方法です。

まず、施術前に前屈動作をしてみて、自分の前屈での可動域がどこまで可能なのか確認してください。

眼球・眉毛反射施術風景
次に眉毛を15回ほど額の方に引き上げることを繰り返します。

この時、眉毛を動かすと同時に眼球をより上方、より上方というように視線を移動させます。
【120秒どころか60秒腰痛緩和法】はこれだけです。

再び前屈動作をしてみてください。先ほどよりも痛みなく動ける範囲が広がっているはずです。

以上のことを可動範囲が広がらなくなるまで繰り返します。写真上では2人ペアで行っていますが、1人で行っても同様な効果が望めます。

この手法は眼球頚部反射と呼ばれる現象を腰痛解消法に応用しています。上記に挙げたような方法で眼球を動かすと、首と体幹上部の筋肉が緩む現象が起きます。
眼球・眉毛反射施術前可動域眼球・眉毛反射施術後可動域
首や体幹上部が緩んで余裕ができると、身体を可動させる際に緩んだ部分が過剰な負荷を吸収してくれます。そのことによって腰部にかかるストレスが軽くなり、結果として痛みなく動ける範囲が広がります。

まとめ

短時間で出来る【120秒 腰痛緩和法】として3つの手法を紹介しました。マッスルエナジー・テクニックやカウンターストレイン・テクニックは実際の治療でもよく使われる手法です。

紹介したテクニックは現実に使われている治療法を、簡易的に行えるように部分的なエッセンスだけを抽出したものです。本当の治療の現場では厳密な検査の上、繊細な操作で行われるテクニックです。

一部を省略した手法ではありますが、軽度の腰痛でしたら紹介した方法を日常的に行って頂ければ症状は大きく改善するはずです。3つの手法を組み合わせて行うとより効果的です。

しかし重度の腰痛では、これらの簡易的な手法では一時的に症状を軽減させるに止まり、治るのは難しいかもしれません。

重度の腰痛にはしっかり効かせる治療が必要であると私は考えています。
腰痛の鍼灸のページで優しい治療しっかり効かせる治療の違いを詳しく解説しています。参考にしてみてください。
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