脊椎腫瘍 【鍼灸師が執筆・監修】
あなたの腰痛がどんな腰痛治療を受けていても状態が改善せず、日に日に悪化しているようなら重篤な病気も疑う必要があります。
このページの情報が、あなたにとって有益な情報となれば幸いです。
鍼灸いちご治療院
このサイトは鍼灸いちご治療院が運営しています。
記事については医療系国家資格である鍼灸師の八幡太郎が執筆・編集・監修しています。
脊椎腫瘍を疑う必要がある場合
背骨に腫瘍が発生すると動きに伴う痛みだけでなく、じっと横になっていても痛む・就寝中も痛みで目が覚めるという事が起きてきます。
初期の症状は痛みやしびれで、頚椎腫瘍ではそれが首、肩、腕に現れ、胸椎腫瘍では胸の横やお腹の上部、腰椎腫瘍では腰痛、脚の痛み、しびれで発症する事が多いようです。
特に腰部では、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と症状が極めて似ているため、誤って診断されることが少なくはなく注意が必要です。
【椎間板ヘルニア】や【脊柱管狭窄症】については別のページで詳しく解説しています。また脊椎ではなく脊髄の腫瘍については【脊髄腫瘍・馬尾腫瘍】のページで解説しています。参考にしてみてください。
腰椎に発生した腫瘍は、その部位が原発巣ではなく、転移した悪性腫瘍であることが多いようです。
そのため、すでに癌の既往があり治療中であることが多く、その場合は見落とされる事は少なそうです。
問題は腰椎などに発生した腫瘍が原発巣だったときです。この場合、各種の腰痛治療を変遷しているうちに腫瘍が進行してしまい、治療期を逸してしまう事になりかねません。
- 安静にしていても痛む
- 痛みで睡眠を妨げられ、目が覚める
- どんな腰痛治療を受けていても、状態がどんどん悪くなる
これらの事がみられたら、医師の診察を受ける必要があります。既に病院での診察を受けていたら、ときにはセカンドオピニオンも必要です。
鍼灸いちご治療院
東京都江戸川区北小岩6-35-19
03-5876-8989
↑ クリックで治療院案内へ
ページトップへ戻る