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鍼灸いちご治療院 鍼灸師・八幡太郎 執筆・監修

鍼灸いちご治療院 TEL.03-5876-8989

〒133-0051 東京都江戸川区北小岩6-35-19


効果的なアイシング法と湿布や薬の使い方

腰痛と湿布・薬について 【鍼灸師が執筆・監修】

腰痛の時、多くの方が腰を冷やした方が良いのか?温めた方が良いのか?判断に迷うようです。
湿布を貼っている様子冷やすにしても湿布を使えばいいのか、ジェル状のアイスパックを使えばいいのかでも迷うでしょうし…
薬はどうしたら良いのか?といったように次の迷いも出てきます。望ましい対策について解説しています。
ここから先の項目は、腰痛時の冷却と加温の判断の目安や、湿布や薬の特徴、効果や弊害について解説しています。このページは以下の項目で構成されています。

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記事については医療系国家資格である鍼灸師の八幡太郎が執筆・編集・監修しています。

冷やすか、温めるかの目安

腰痛になった時の冷やすか温めるかの判断の基準ですが、結論から言ってしまうと急性期は冷やす、慢性期は温める…このように考えて良いと思います。

炎症と治癒反応

組織を損傷すると、その患部では炎症に伴い【発赤】・【腫脹】・【疼痛】・【発熱】が起こります。

急性期のこれらの反応は損傷した部位を体から除去するために起こる反応です。その後、組織を再生させるために充血が起こり、酸素や栄養素が送られてきます。

患部を冷やすことは発熱、発赤、腫脹を抑えることになり、結果として疼痛が抑制されます。急性期を脱し慢性期に移行したら、積極的に患部を温めることが治癒を早めることに繋がります。

急性と慢性 / 概ねの区別

炎症反応であるのは理解していても、判断に迷うのが、急性と慢性の区別をどこでつけるのかです。

数年〜十数年というような長期に渡り腰痛症状が常にある人で、いつもの腰痛と比べ痛みの症状は強いが日常生活は何とかできる。そのような場合、慢性的に抱えている腰の状態が一時的に悪化したと捉え、温めることに主眼を置いた方が良いと思います。

しかし、慢性的に腰が痛む人であっても、いつもの腰痛とは質が違う激しい痛みであった場合、同じ腰痛でも病態が変化している可能性があります。例えば、筋筋膜性腰痛で日常的に痛みがあるが、それとは別に椎間板ヘルニアを発症した。などの場合です。このような時には、冷やすことに主眼を置いた方が良いでしょう。
今まで腰痛など経験したことがない人が急な腰痛を発症すると慌ててしまうものですが、痛みの質が鈍痛で、起床時は痛むけれど体を動かしているうちに痛みの症状が軽減する。という腰痛でしたら、基本は温める方が良いでしょう。

しかし、ある時点から急に始まった痛みで、身動きもままならない、動かせば動かすほど痛む。患部に熱感や腫れを感じる。そのような場合は十中八九患部の組織が損傷して炎症を起こしていると考えて、冷やした方が良いでしょう。

アイシングについて

急性期は冷却 (アイシング) ということは解かっていても、どのようなアイシング法をとればよいのでしょうか?

患部を冷やすと言ったとき、思い浮かぶのは氷、ジェルタイプのアイスパック(例・アイスノン)、湿布、こんなところでしょうか?

この中で最も冷却による疼痛抑制効果や腫れを抑える効果が高いのは氷です。

氷によるアイシング効果

氷の画像結論から先に言うと、腰痛の急性期はアイスパックよりも、冷却効果に優れる氷での冷却が、炎症時の発赤、腫脹、発熱、疼痛を抑制する効果が高いと言えます。
氷とアイスジェルパックで冷却効果を比較すると、冷却開始から15分で皮下20〜40ミリの深さの筋肉の温度が冷却前に比べ、氷では−1.5〜−3.5℃の温度差が生じ、アイスジェルパックでは−0.7〜−1.5℃の温度差となり有意な差が生じます。

30分後では冷却開始前と比較し、氷で約−7℃の温度差、アイスジェルパックでは−3℃の温度差となり、30分経過後でも氷の冷却効果が優位であることが窺えます。湿布については薬効成分のこともあるため後述します。

効果的なアイシング法

アイシングはその時間が長ければ良いというものではなく、冷却時間20〜25分が目安で、30分を限度とするのが良いでしょう。30分以内の冷却ならば、血管が収縮し炎症を抑制しますが、それ以上の過度のアイシングは逆に血管が拡張し痛みが増す反応が起こります。

回数には、急性期は1日に5〜6回アイシングできれば望ましいです。

そして痛みが起こる受傷のきっかけから24時間以内、できるならば受傷後すぐのアイシングが望ましいです。筋肉が損傷した挫傷による急性期の腰痛では、アイシング開始が早ければ早いほど治癒までの期間が短縮されます。
カレンダー画像挫傷の軽重の程度の差はありますが、直後〜24時間以内でのアイシング開始では治癒までの期間が7〜14日であるのに対し、48時間後からの冷却開始ではその期間が、14〜30日と倍以上の時間を必要とするようになります。
アイシングを継続する期間については、その方の受傷の程度によって違いがあるので一概に言いにくいですが、一般に安静にしていた場合72時間までを炎症期、それ以降を治癒期と考えて良いかと思います。

72時間までは積極的にアイシングし、それ以降は温めることに切り替え治癒を促進します。
受傷の軽重など個人差があるため、72時間安静にしていても患部に明らかな熱感や腫れがある場合には、炎症反応が治まっていないと捉えアイシングの継続が必要な場合もあります。

湿布について

腰が痛いたい時つい手が伸びる湿布薬ですが、いわゆる湿布は2種類に大きく分類されます。湿布類にも薬効成分が入っていますから、使用にあたっては注意が必要です。

従来型の湿布と第二世代のパップ剤

湿布・パップ剤の画像湿布は、従来からある水分を含んだパップ剤と、水分を含まないプラスター剤に大別されます。パップ剤は基材が高分子ポリマーで水分を含み、スーッとするメントールの他、市販のものではインドメタシンやフェルビナクなどの薬効成分が含まれています。
それに対してプラスター剤は水分を含まず、厳密な意味では【湿布】とは言えず、膏薬といった方が近いかもしれません。粘着力が強く剥がれにくい特徴があります。
ロキソニンテーププラスター剤は第二世代の湿布とも呼ばれ、経皮吸収型消炎鎮痛剤です。皮膚を通してロキソプロフェンナトリウムなどの薬効成分が体内に吸収されます。比較的有名なのが整形外科などで処方されるロキソニンテープでしょうか。
体内に薬効成分が吸収されるという点では経口薬と同様で、患部に到達するまでの経路が違うだけで、効果は同等とされています。

ただし、経口薬と違い胃腸を通過しないので、胃腸のムカつきやもたれなどの消化器症状が起きません。また、初回貼付時は肝臓や腎臓にかかる負担も軽くなると考えられます。( ※ 体内に薬効成分が入る以上、肝臓や腎臓の負担は0にはなりません。)
湿布薬は、経口薬と比べ【薬】という意識が低くなりがちですが、薬であることに違いはなく、副作用にも注意が必要です。薬効成分中の化学物質は肝臓で解毒され、腎臓から排泄されます。継続使用では、当然この過程に負担が掛かります。

また、貼付皮膚面のかぶれ、薬疹、消炎鎮痛剤に対するアレルギーによるアスピリン喘息での呼吸困難などの副作用が起きることがあります。

薬について

消炎鎮痛剤腰痛に対する薬物治療は主に、痛みが起こっている部位でその原因となっている物質を抑制する方法、身体に元々備わる鎮痛機構を活性化させ痛みを抑制する方法、脊髄や脳などの中枢神経系に働きかけることで痛みに対する感受性を低下させる方法などに分けられます。

中枢に効く薬

脊髄や脳などの中枢神経に働きかける薬剤はオピオイド系と呼ばれ、その代表はモルヒネです。簡単に言うと麻薬です。

脊髄に入ってくる痛みの情報を遮断し、脳幹部で下行性抑制系と呼ばれる鎮痛システムに作用し、痛みを感じにくくさせます。なにしろ麻薬ですから通常の腰痛では処方されることはなく、難治性の腰痛に処方されることがあります。

鎮痛機構を活性化する薬

身体に元々備わる鎮痛機構を活性化させ痛みを抑制する薬物では、抗うつ薬や抗不安薬が挙げられます。痛みの治療にこれらの薬剤が処方されることに意外な印象があるかもしれませんが、時としてこれらの薬剤は痛みを抑制します。

心理的な影響を受けやすい脳内の物質にセロトニンと呼ばれる物質があります。強いストレス状態が継続すると脳内のセロトニン濃度が低下します。セロトニンは心理的な活力を生み出す物質であると同時に、脳内では痛みを抑制する物質として働きます。

長引く腰痛の時にはこれらの抗うつ薬や抗不安薬が処方されることがあり、脳内のセロトニン濃度を上昇させることを狙った処方です。

心理的抑うつ状態と痛みやセロトニンの関係については
心と痛みの関係のページで解説しています。

痛みの発生源で効く薬

痛みが起こっている部位でその原因となっている物質の働きを抑制する薬は、主にステロイド剤と非ステロイド剤(NSAIDs)に分けられます。

一般的にステロイドというと、ドーピングで問題となる筋肉増強剤やアトピー性皮膚炎の塗り薬を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?ステロイド剤はそれらの効果だけでなく、強力な抗炎症作用があるため激しい痛みがある腰痛の時にも使用されることがあります。

ステロイドは、腎臓の上にある副腎で作られる副腎皮質ホルモンと似通った作用を持つ物質を人工的に合成した薬物です。

組織が損傷したとき、その部位には様々な痛みを起こす物質が発生します。カリウムイオン、水素イオン、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミンなどがそれに当たります。
発痛増強物質・プロスタグランジンそれらの発痛物質による痛みと炎症反応を拡大させる働きを持つのが、プロスタグランジンと呼ばれる発痛増強物質です。プロスタグランジンは小さな痛みを拡声器で拡張します。
ステロイドや非ステロイド系抗炎症薬は、このプロスタグランジンの産生を抑制することで、炎症を鎮静化し痛みを抑えます。炎症が治まり痛みが鎮静化されたからといって喜ばしい事ばかりではなく、副作用が存在します。

例えばステロイドの副作用では、感染症に罹りやすくなる、骨粗鬆症、動脈硬化、消化器潰瘍、糖尿病の悪化、副腎障害、肥満、出血しやすくなる、多毛、白内障・緑内障の誘発、高血圧などが起きやすくなります。

非ステロイド系 抗炎症薬

処方薬画像非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)の中で、市販されドラッグストアで入手できたり、病院から処方される機会が多い代表的な物をいくつか取り上げます。
  • ジクロフェナクナトリウム:商品名 ボルタレン
  • インドメタシン:商品名 インフリー
この2つの薬剤はアリール酸系と呼ばれる薬剤で、効果が現れるのが早く比較的強い鎮痛作用があります。反面持続時間が短い特徴があります。
  • ロキソプロフェンナトリウム:商品名 ロキソニン
  • イブプロフェン:商品名 イブA錠
副作用が比較的少なく、消炎鎮痛作用の効果や持続時間のバランスが良く、イブプロフェンは市販の消炎鎮痛剤に最も使用されている成分です。
  • メロキシカム:商品名 モービック
  • ロルノキシカム:商品名 ロルカム
オキシカム系と呼ばれる薬剤群に分類され、お医者さんから処方される薬です。半減期(血中濃度が半分になる時間)が長く、長時間作用型の薬です。半減期が長い薬であるため、腎機能低下に注意が必要です。
非ステロイド系抗炎症薬は市販薬の種類も多く、比較的副作用が小さい傾向がありますが、薬剤である以上は副作用が0ではないという認識が必要です。市販薬でも、呼吸器障害、胃腸障害、腎障害、肝障害、循環器障害が起こる恐れがあります。
どんな薬であっても副作用が伴いますから、服用にあたっては用法・容量を守り、医師や薬剤師への相談が望ましいです。

湿布や薬を使用する弊害

腰痛の時の対処法は人それぞれだと思います。カイロプラクティックや整体を受ける人、マッサージや鍼治療を選択する人、対応は様々だと思います。
腰痛と湿布の画像各種の対処法がある中で、湿布薬や薬で腰の痛みをしのいでいるという人も少なくないのではないでしょうか?
というよりも、多くの人の腰痛時の対処法としては、湿布や薬で痛みを抑えるというのが最もポピュラーな方法かもしれません。
確かに、外力による挫傷が原因となっている腰痛では、急性期にはアイシングする、湿布や薬などの消炎鎮痛剤で炎症を抑えることには意味がありますし、急性期の炎症を抑えることは治癒期間の短縮にもつながります。

しかし、湿布や薬は使い方を誤ると腰痛の質が転化し、難治性の腰痛になりかねない側面をもっています。

腰痛の側面図

MRI画像診断装置腰痛を起こす原因は数十にも及び、治療にあたってはまずその原因を突き止めるために、画像検査などが行われます。X線やMRIなどで異常が発見されると、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などと診断されます。
画像検査などで原因を特定出来る腰痛は、全腰痛の中のわずか15%に過ぎません。85%以上は画像検査などでは腰痛の原因を発見できない現実があります。

なぜ、ほとんどの腰痛は最新の検査機器を用いても原因を発見できないのか?それは、ほとんどの腰痛は構造上の問題ではなく、機能上の問題により発症しているためです。

ここで、湿布薬や薬の使い方が問題になります。捻挫や打撲、挫傷などで腰に炎症が起こっているようでしたら、急性期に消炎鎮痛剤を使うことには意味があります。

また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの特異的腰痛でも、痛みの激しい急性期には炎症を伴いますので、やはり急性期には消炎鎮痛剤の使用もやむを得ないことであろうと思います。

しかし、腰痛のほとんどを占める機能性の問題は、炎症ではなく血流不足によって筋肉や筋膜、靭帯などが機能不全を起こし症状が現れています。炎症が起きていないのに、湿布薬を使うのは弊害しかありません。

湿布や薬の弊害1 / より痛みを感じやすくなる

神経線維解剖図筋肉にはAδ(エーデルタ)神経線維とC神経線維と呼ばれる2種類の神経が分布しています。

Aδ神経は筋肉を包む筋膜に主に分布し、C神経は筋肉中に分布しています。
Aδ神経は鋭い痛みを感じる神経で、C神経は鈍い痛みや刺し込むような痛みを感じる神経です。

我々の体では日常的にミクロレベルでの筋肉細胞の損傷が起きています。この過程で、破壊された細胞からカリウムイオン、水素イオン、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミンなどの痛みを起こす物質が流出し、これらの物質が神経を刺激すると痛みが起き、その痛みを拡大するのがプロスタグランジンです。

このプロスタグランジンの産生を抑制するのが湿布薬や薬の消炎鎮痛剤です。プロスタグランジンは痛みや炎症を拡大する作用を持ちます。

前項の【薬について】でプロスタグランジンを悪者のように表現するイラストを掲載しましたが、決して悪者というわけではありません。血管を拡張させ患部の血液循環を改善し、組織の修復を促すための物質です。

つまり、消炎鎮痛剤でプロスタグランジンの産生を抑制するという事は、身体が治ろうとする治癒反応を阻害し、治る期間を延長させることに繋がります。

しかし、捻挫や挫傷の急性期は炎症や痛みも激しく、消炎鎮痛剤で痛みと炎症の軽減を図ることには意味がありますし、急性期の氷でのアイシングは治癒期間を短縮します。

問題は急性期を脱した後も漫然と湿布や消炎鎮痛剤を使い続けることです。慢性的な腰痛で日常的に湿布薬や薬などの消炎鎮痛剤を使い続けることは、治癒反応を阻害し続ける行為であり、治らない泥沼に自ら足を踏み入れているに等しい状態にあります。
痛みの悪循環模式図冒頭で紹介したC神経は、患部が炎症状態にある時に痛みを敏感に感じとります。

また、筋肉が循環不全で虚血状態にある時も反応が高まり、痛みを感じやすくなる特徴があります。
慢性的に痛みがある腰に湿布薬を貼り続ける行為は、C神経が痛みを感じやすい状態を維持し続けているのに等しく、痛みの悪循環・負のスパイラルに入り込んでいる状態とも言えます。

湿布や薬の弊害2 / 筋肉が柔軟性を失う

前項で挙げたのは、湿布の継続使用でのC神経による痛みの悪循環ですが、湿布を継続的に貼り続けることでの弊害はそれだけではなく、Aδ神経による痛みのスパイラルがあります。

虚血状態にある筋肉は柔軟性を失い、微細な損傷が起きやすい状態にあります。劣化して硬くなった輪ゴムと柔軟性が失われていない輪ゴムでは、引っ張り比べたときにその差が如実なものとなるのと同様です。
痛みのスパイラル模式図損傷を受けた筋細胞からは水素イオン、カリウムイオン、ヒスタミン、ブラジキニンなどの発痛物質が遊離します。そして、それらの物質が筋肉表面の筋膜に主に存在するAδ神経を刺激すると比較的鋭いズキッとした痛みが起こります。
この痛みに対し、長期間に渡り継続して湿布を貼り続けたり消炎鎮痛剤を使用し続けると、虚血状態が維持され筋肉の柔軟性が失われます。

柔軟性が失われ硬くなった筋肉は微細な損傷が起きやすい状態にありますから、当然のごとく痛みが起きます。その痛みに湿布や消炎鎮痛剤を使用すると……、というように負のスパイラルに入り込んでしまいます。
慢性に経過している腰痛に、湿布や消炎鎮痛剤を使い続けることはお勧めできません。温感タイプの湿布なら良いかというとそれも違い、温感タイプの湿布でも入っている有効成分にほとんど差はありません。

【暖かく感じる】ようにカプサイシンまたはカプサイシン類似物質が練り込まれているだけで、患部を温めているわけではありません。入っている薬効成分はあくまで消炎鎮痛剤です。

湿布であれ内服薬であれ、消炎鎮痛剤は血液循環を阻害する働きを持っています。これらのものが有効なのは、激しい炎症が起きている急性期です。慢性的な腰痛で消炎鎮痛成分を含有している物を使い続けることは、百害あって一利なしです。
ホッカイロの写真慢性期の腰痛は、温めて患部の血液循環を促進することが腰の状態を改善し、カイロなどで積極的に温めることが治癒に繋がります。

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