椎間板ヘルニア発症に至る原因、構造、症状、治療について解説しています。
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背骨や椎間板の構造を解かりやすく解説しています。構造を知ることは克服の第一歩です。
椎間板は線維輪・髄核・軟骨終板の要素で構成されています。
椎間板の外層を形作る線維輪は、10〜20の同心円状の層になっています。
亀裂が生じた線維輪から、以下で説明する髄核が脱出した状態が椎間板ヘルニアです。
ここでは発症に至る原因をバイオメカニクスの視点も交え、構造的な問題や日常生活の注意点について解説していきます。予防や悪化防止にもつながる説明です。
例えば、圧縮または引っ張りの負荷がかかっている状態で、さらにひねりの力が加わると線維輪はその負荷に耐えられず亀裂を生じやすくなります。具体的には、【前屈みで物を持ち上げながら体をひねる】…という動きになります。
左の2枚の図は【重い荷物を持ち上げる】動きに伴う椎間板にかかる力の模式図です。
しかしAのように勢いよく荷物を持ち上げると衝撃的な圧縮力が後方にかかります。
左の図は【デルマトーム図】と言います。脊髄から出て末梢に向かうそれぞれの神経の支配領域を表します。
椎間板ヘルニアであっても髄核が脱出する部位によって、下肢症状のエリアが大きく異なります。
髄核脱出では第5腰神経の神経根が障害されることが多く、下図左のような下肢症状の現れ方となります。

腰痛と座ることの関係、どのような事をすれば負担が軽減できるのか別のページで詳しく解説しています。下記のページをご参照ください。
抗炎症薬は対症療法であり、それにより髄核が脱出した状態が治る訳ではありません。
椎間板ヘルニアの治療では、腰部の神経と筋肉の過緊張を低下させる必要があります。
椎間板ヘルニアの発症には、姿勢の問題も絡んでいることがあります。
そのため、骨盤を起こし腰椎の湾曲を強めてしまう大腿裏面の筋肉も治療対象となります。

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