バイオメカニクスで見る腰の構造
このページは以下の項目で構成しています
腰の痛みと直接的に関係する腰椎の構造や機能、生体力学上の問題点について解説しています。
予防や再発防止のためにも是非一読ください。
腰椎は前弯角が平均50〜60°あり、そのため腰椎5番と仙骨の間では35°もの角度がつき、常に前方へ滑り落ちようとする剪断荷重が働いています。
剪断荷重は弯曲が強いほど負荷が増し、腰椎の後方要素である椎間関節に過剰な負担を強いることになります。
では反対に、腰椎の弯曲は浅ければ良いのかというとそうとも言えず、弯曲浅いフラットバックの場合は、前方要素の椎間板に負担が掛かり腰部椎間板症や椎間板ヘルニアの素地となります。
これらの問題が発生する基礎的素因は腹腔内圧や後部靭帯系など腰椎安定化機構のバランスが崩れてしまっているためです。
骨盤の歪みを論じる場合、目を向ける視点は骨盤そのものの位置的問題と、骨盤を構成する仙腸関節の機能性の問題に大別されます。
一般に骨盤の歪みといった場合、体の中に占める骨盤の位置的問題を指すことが多いと思います。
骨盤の寛骨は14〜16歳で骨性癒合するため、いわゆる腰骨(こしぼね)の部分が変形してしまうことはありません。
つまり、骨盤の歪みとは、左右や前後に傾いている状態を指しています。
そのような位置的変異が起こるのには、生体力学上の明確な理由があります。
我々の体は力学上のテンセグリティ構造体に相当します。テンセグリティ構造体は筋肉や靭帯などの軟部組織と、骨格の張力のバランスで成立している状態です。
機能上の問題からバランスを崩し、いわゆる骨盤が歪んだ位置的変異をを起こすと、腰痛だけでなく、太鼓腹やたるんだお腹のような審美上の問題も起きますし、便秘や下痢などの消化器症状も起こすことがあります。
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