リウマチ性多発筋痛症 【鍼灸師が執筆・監修】
原因らしい原因も思い当たらず、首、背中、腰、臀部に痛みがあり、微熱が続いているようでしたらリウマチ性多発筋痛症の可能性も考える必要があるかもしれません。
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記事については医療系国家資格である鍼灸師の八幡太郎が執筆・編集・監修しています。
リウマチ性多発筋痛症
リウマチ性多発筋痛症には以下のような症状がみられます。
- 60歳以上である。
- 首、背中、腕に強い痛みがある。また、腰、臀部、太ももにも痛みが起こる事がある。
- 朝の痛みが強く、こわばりを伴う痛みである。
- 37℃程度の微熱が続いている。
- 全身の倦怠感、食欲不振、体重減少がある。
- 腫れ上がるほどではないが、関節に痛みが起こる事がある。
リウマチ性多発筋痛症は疾患名にリウマチとつきますが、リウマトイド因子陰性で、いわゆる【リウマチ】と呼ばれる関節リウマチとは別の病気です。
発症の原因は特定されていませんが、60歳以上の女性に発症しやすい特徴があります。この病気を確定づける診断法はなく、症状や各種検査の結果を総合的に考慮し診断されます。
15%程度に側頭動脈炎という膠原病を合併する事もあり、共通する発病因子があるのではないかと推定されています。
ステロイド投与で症状は1〜2週ほどで劇的に改善すると言われます。症状が改善しても急にステロイドを中止するとすぐに再発してしまうようで、徐々に薬の容量を減らし1〜2年程度の継続使用が必要になるようです。
ステロイド療法で改善がみられない場合には、関節リウマチに使われる免疫抑制剤が使われる事もあるようです。
原因不明の病気ではありますが、コントロール可能な病気です。思い当たる症状がみられたら、膠原病専門医やリウマチ専門医に相談が必要です。文章を入力してください。
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