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鍼灸いちご治療院 鍼灸師・八幡太郎 執筆監修

鍼灸いちご治療院 TEL.03-5876-8989

〒133-0051 東京都江戸川区北小岩6-35-19


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25種類の腰の痛み 【鍼灸師が執筆・監修】

腰の痛みを引き起こす疾患には、腰の構造的な問題で起こる腰痛や、ウィルスや細菌による腰痛、難病に分類されるものなど腰痛の種類は多岐に及びます。
様々な腰痛の疾患名
自分の体の状態が分からないために、いくつもの治療院を転々としているのではないでしょうか?

症状を改善させるためには、まず問題を突きとめる必要があります。
30の疾患をリストアップしています。



一部の例外を除き、およそ腰の痛みを起こす殆どの疾患をカバー出来ていると思います。腰の問題の90%はこのページにリストアップされている25種類に収まります。

問題を探し当て、対策をとることで腰の痛み克服を目指しましょう。
以下の項目で構成されています。

鍼灸いちご治療院 院長・鍼灸師 八幡太郎このサイトは鍼灸いちご治療院が運営しています。

記事については医療系国家資格である鍼灸師の八幡太郎が執筆・編集・監修しています。

筋肉や筋膜が腰の痛みを起こしている疾患

筋肉や筋膜が原因で発症する筋筋膜性腰痛という状態があります。 筋肉は硬くなると血流が阻害され、耐えがたい痛みを起こす事があります。

筋肉が原因となっている5種類の疾患の簡単な説明と、詳しく解説している専門ページへのナビゲートをしています。



大腰筋が問題となる疾患

大腰筋解剖図
大腰筋が問題起こすと、長時間の座位の後は、立ち上がるとしばらく腰の痛みの症状がみられます。

デスクワークや車の運転で、日常的に長時間の座位を強いられる事が原因になることがあります。


これは、大腰筋というインナーマッスルの短縮を招くためです。女性ではヒールが高めの靴を常用する方も、そのことが原因につながる事があります。

なぜ長時間の座位が大腰筋の短縮を招くのか?

大腰筋性腰痛のページで詳しく解説しています。



脊柱起立筋が問題となる疾患

脊柱起立筋解剖図
脊柱起立筋の問題は、背中から腰までの広い範囲に張り、重だるさを伴う腰の痛みがみられます。

オーバーユースによる筋疲労で筋内圧が高まった事が原因で、阻血性の痛みが起きている状態です。

アウターマッスルである脊柱起立筋とインナーマッスルのバランスが崩れた事が腰痛原因として潜んでいることがあります。

筋疲労で血液循環が悪くなるのはなぜか?
アウターマッスルとインナーマッスルのバランスとは?

脊柱起立筋の痛みのページで詳しく解説しています。



多裂筋が問題となる疾患

多裂筋解剖図
日常的に良い姿勢をとっていないために筋線維が細くなり、その部分に脂肪置換という現象が起こる事が原因となっています。

多裂筋はローカル筋と呼ばれ、姿勢の維持に深く関わる筋肉です。


ローカル筋とはどのようなものなのか?
なぜ脂肪置換が起きやすいのか?

腰の中心の痛みのページで詳しく解説しています。



腰方形筋が問題となる疾患

腰方形筋解剖図
腰方形筋が柔軟性を失うと、寝返りや車の乗降など些細な事で腰の痛みが起きる事があります。

腰の筋肉の中間層に位置しているため、筋肉内圧を逃がしにくい事が原因になっています。


中間層の腰方形筋が内圧を逃がしにくい構造的な理由とは?
疲労しやすい理由は?

右側 / 左側の腰痛のページで詳しく解説しています。



胸腰筋膜が問題となる疾患

胸腰筋膜解剖図
胸腰筋膜は仕事やスポーツで日常的に肉体を酷使している人に問題が起きやすい特徴があります。

腰に引きつる感覚やこわばる感覚が起きることがあります。



主に肉体のオーバーユースが誘因になっています。胸腰筋膜に癒着や変形がおこると、そのことが腰の切れの悪さの原因になっている事があります。

胸腰筋膜はクロスの運動連鎖に関わります。また、胸腰筋膜の存在がコンパートメント症候群を引き起こします。

コンパートメント症候群とはどのような病態なのか?

胸腰筋膜性腰痛のページで詳しく解説しています。


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椎間板が痛みのもとになっている疾患


椎間板が腰の痛みのもとになっている疾患には、比較的若い世代に起こりやすい【椎間板ヘルニア】と、中年以上の世代に起こりやすい【腰部椎間板症】があります。

椎間板の問題は、座る事と大きく関係します。デスクワークが腰に与える影響を考慮し、負担をかけない座り方などの対策をとる必要があります。


椎間板髄核の脱出

椎間板ヘルニア模式図
椎間板の髄核脱出は、比較的若い20〜30代に起こりやすい特徴があります。

加齢による椎間板の柔軟性が低下している状態で、椎間板線維輪に亀裂が生じ、髄核が飛び出したことが椎間板ヘルニアの原因です。


椎間板ヘルニアはなぜ座ると痛むのか?
ヘルニアを悪化させない日常の注意点とは?

椎間板ヘルニアのページで詳しく解説しています。



椎間板の老化

椎間板症模式図
椎間板の劣化には遺伝的要素も示唆されています。中年以上の世代に起こりやすい特徴があります。

椎間板が劣化した状態で、無理な負荷が繰り返し椎間板にかかる事が腰部椎間板症の原因です。



椎間板症が起こりやすい構造的な理由とは?
そもそも椎間板が劣化すると、なぜ腰の痛みが起こるのか?

腰椎症・腰部椎間板症のページで詳しく解説しています。




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関節や骨が問題を起こしている疾患


腰の腰椎が変形したり、腰椎や骨盤の関節に過剰な負荷がかかることによって発症する腰の痛みは、大きく分類すると7つ考えられます。


椎間関節の問題

椎間関節解剖図
中年以上の世代に起こりやすく、肥満傾向やヒールが高めの靴を好んで履く習慣があると発症しやすくなります。

背骨の湾曲が強くなる事が大きな要因です。


コアマッスルの筋力低下が基礎的な原因として潜んでいることがあります。

背骨の湾曲が強くなると何が問題なのか?
背骨を支えるコアマッスルとは?

椎間関節性腰痛のページで詳しく解説しています。



仙腸関節の問題

仙腸関節解剖図
この関節の問題は、骨盤にひねりの動きを加わえると、リスクの上乗せになることがあります。

女性は、出産をきっかけに長期間にわたる腰の痛みを抱えること少なくがありません。


仙腸関節の特殊な性質で腰の痛みが起こるメカニズムとは?
日常生活で気をつけるポイントは?

仙腸関節性腰痛のページで詳しく解説しています。



背骨げ変形する疾患

骨棘の種類
加齢による背骨変形が起きることがあります。

背骨の変形が腰の痛みの原因というよりも、問題は別のところにあることが多く、個人別の対応が必要な疾患です。


X線やMRIなど画像所見と症状の関係は?
特殊な背骨の変形トラクションスピアとは?

変形性脊椎症のページで詳しく解説しています。



背骨の管が狭くなる疾患

脊柱管狭窄症模式図
骨の変形で脊髄を通す脊柱管が狭くなることがあります。

基礎疾患に脊椎不安定症が潜んでいることがあります。



脊柱管狭窄症は保存療法で50%の人が改善し、25%の人が現状を維持できます。しかし、残りの25%の人には手術が必要になります。

脊柱管狭窄症のページで詳しく解説しています。



背骨が分離する疾患

腰椎分離すべり症模式図
脊椎分離症・分離すべり症は、学童期から青年期に発生する腰の痛みです。

子供の時期に高負荷のスポーツに取り組み、脊椎が疲労骨折した事が原因となっています。


スポーツの完全中止と硬性コルセットでの固定が必要になります。

12歳の学童期までに腰椎の分離が発生してしまうと、80%以上の高確率で13〜18歳までに分離すべり症に状態が悪化します。この疾患は早期発見・早期治療が鍵です。

脊椎分離症・分離すべり症ページで詳しく解説しています。



子供に起こる腰の痛み

腰椎終盤模式図
腰椎終板障害は、10〜18歳の活動性が高い男子児童に起こりやすい疾患です。

成長軟骨部への過負荷が腰痛原因になっています。



腰椎終板障害とは別の疾患ですが、成長軟骨の発育障害で起こる【ショイエルマン病】と呼ばれる類似疾患もあります。

腰椎終板障害では、治癒するまでスポーツの完全中止と硬性コルセット装着が必要です。

子供の腰痛のページで詳しく解説しています。



骨折による腰の痛み

脊椎圧迫骨折模式図
年配者が重い物を持ち上げたり、尻餅をついた事をきっかけにして背骨を骨折した事が原因で、腰に痛みが起こることがあります。。

胸椎11・12番、腰椎1番に好発します。


若い人でもスポーツや事故で発症する事がありますが、年配者の圧迫骨折が圧倒的に多い傾向があります。骨粗鬆症が基礎的な要因になっています。

脊椎圧迫骨折の予防法は?
圧迫骨折が発生してしまった場合には、どうすれば悪化を防げるのか?

脊椎圧迫骨折のページで詳しく解説しています。


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背骨の不安定性が基礎疾患になっているもの


背骨の不安定性が腰痛原因になる【脊椎不安定症】という疾患があります。また、【脊椎不安定症】を基礎疾患として、別のタイプの疾患に転化する事があります。それらをタイプ別にリストアップしています。

腰を支えるローカル筋・グローバル筋の機能不全によるコア・スタビリティの破綻が基礎的な要因となっています。

不安定性が原因で脊椎・椎間関節・椎間板に過剰な負荷がかかり、その結果としてそれぞれの腰痛を発症しています。


背骨が不安定になる疾患

腰の筋肉
背骨が不安定になると、牽引治療ではそのときは良いが後で牽引前よりも症状が悪くなる傾向があります。

脊柱を支えるコアマッスルの機能低下が原因にあります。



女性はホルモンの影響で靭帯が弛緩しやすいため、脊椎不安定症を発症しやすい傾向があります。

牽引治療の後に症状が思わしくないのはなぜか?
問題となっているコア・マッスルとは、どのような筋肉なのか?

脊椎不安定症のページで詳しく解説しています。



背骨の不安定性が進行すると

腰椎変性すべり症模式図
40代以上の女性や、60代以上の男性に発症しやすい傾向があります。

脊椎不安定症が基礎疾患としてあり、不安定性が増し背骨がずれる事が原因です。


腰椎変性すべり症は腰椎4番に好発しやすい特徴があります。

この疾患は、治すことを焦るあまりに自己判断でのセルフケア、ストレッチは禁物です。症状を悪化させる可能性があります。

腰椎変性すべり症のページで詳しく解説しています。


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細菌やウィルスが病因になる疾患


黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌などありふれた細菌やウィルス、結核菌などが腰痛を引き起こす病因になることがあります。

また、水疱瘡のウィルスであるヘルペスウイルスが帯状疱疹を引き起こし、その後に特有の神経痛として痛みを起こすことがあります。


細菌による脊椎の炎症

細菌のイラスト
免疫力が低下している状態で、黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌などが脊椎に侵入することが原因になります。
感染経路は、膀胱炎など体内の他の病巣から血行性に感染することが多いようです。



発熱を伴う。安静にしていても痛む。などの症状がみられた場合、化膿性脊椎炎の可能性もあります。

化膿性脊椎炎のページで具体的な症状などを説明しています。



結核菌による腰の痛み

結核菌のイラスト
結核菌に感染し、病状が進行すると腰に痛みが起こることがあります。

抗結核薬での保存療法で対処されますが、病状が進行した場合には手術が必要になります。



明治の俳人・歌人の正岡子規は晩年、脊椎カリエスに痛みに苦しみました。

結核性脊椎炎・脊椎カリエスのページで説明しています。



帯状疱疹が原因となっている痛み

帯状疱疹はほとんどの場合予後は良好ですが、ウィルスによる神経損傷が問題となり神経痛が起こる事があります。

糖尿病や膠原病の人や、高齢者などが帯状疱疹後神経痛になりやすい傾向があります。

水疱瘡のウィルスが原因です。免疫力が低下している時に発症しやすくなります。治療が遅れると帯状疱疹後神経痛に移行しやすくなりますから、早期治療が大切です。

帯状疱疹のページで説明しています。


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腫瘍が起こしている腰の痛み


腰痛の原因としては多いわけではありませんが、どんな治療を受け続けても改善せず、腰の痛みがどんどん悪くなっていたら腫瘍が起こしている可能性を疑う必要があるかもしれません。


脊髄の腫瘍

脊髄に腫瘍が発生したことで腰の痛みが起こる事があります。発生した部分によって、硬膜外腫瘍、硬膜内髄外腫瘍、髄内腫瘍に分けられます。

硬膜外腫瘍は転移性の悪性腫瘍であることが少なくはなく、早期の治療が必要です。

脊髄腫瘍・馬尾腫瘍のページで概要を説明しています。



脊椎の腫瘍

動いていても、安静にしていても痛む。睡眠も妨げられる。そのような腰痛だった場合には、背骨に腫瘍が発生した事が腰痛の原因になっていることがあります。

癌は背骨にも転移しやすい傾向があります。どんな治療でも改善せず、日に日に症状が悪化するようでしたら脊椎腫瘍の可能性を疑う必要もあります。

脊椎腫瘍について説明しています。


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原因不明の難病 / それに類する疾患


発症数が極めて少なく、原因もはっきり解かっていない腰痛を引き起こす疾患が存在します。それら原因不明の4疾患をリストアップします。


強直性脊椎炎

強直性脊椎炎は若い男性に発症しやすい傾向があります。安静にしていると痛み、動いていると痛みが軽減する特徴があります。

症状の波が大きいの特徴で、寝込むほど腰が痛むことがあったり、その翌日には全く痛みがなくなる事もあります。

正確な原因ははっきりしていませんが、HLA−B27と呼ばれる白血球抗原の関与が示唆されています。日本での有病率は0.0065%です。

強直性脊椎炎のページで概要を説明しています。



多発性筋炎 / 皮膚筋炎

多発性筋炎・皮膚筋炎は左右対称の痛みと筋力低下を特徴とします。また、ほぼ全例に全身のだるさや疲れやすさが現れます。

膠原病の一種で、自己免疫疾患です。原因不明で、発症率は100万人に2〜5人とされています。

多発性筋炎・皮膚筋炎のページで概要を説明しています。



リウマチ性多発筋痛症

リウマチ性多発筋痛症は疾患名にリウマチとつきますが、リウマトイド因子が陰性でいわゆる関節リウマチとは別の疾患です。

発症者は60歳以上の女性が多く、全身の倦怠感、食欲不振、体重減少が共通しています。微熱が続き、首、背中、腕、腰、臀部、太ももの痛みが生じます。原因不明ですがステロイド療法が奏効する特徴があります。

リウマチ性多発筋痛症のページで概要を説明しています。



線維筋痛症

線維筋痛症も医学的には確定的な原因はつかめていません。 3か月以上継続している全身の筋肉の痛みが特徴です。自律神経失調症のような多彩な随伴症状を示します。

推定患者数は人口の1.7%、約200万人と推定されています。
線維筋痛症では診断基準18ポイントというものがあります。

線維筋痛症のページで詳しく説明しています。

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